スクールについて

ごあいさつ
サカモト・ミュージック・スクール 校長 坂本 秀明

創立54年の歴史あるスクールを受け継ぐ責任の重さを感じておりますが、信頼のおけるスタッフと共に希望を持って前進していくつもりです。

私は手間暇をかけた技術と表現が、音楽とバレエの魅力だと強く感じております。そのことをスタッフ一同と共有し、芸術を通して豊かな心を育てる生涯教育のできるスクールを目指してまいります。そして、今の時代にふさわしいスクールのあり方を皆様と一緒に考えていくことができればと思っております。


プロフィール

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。
ウィーン・コンセルヴァトリウムに留学。ドイツ・リート、オペラクラスで研鑽を積む。
帰国後、(財)日本オペレッタ協会、東京オペラプロデュース主催による数々のオペレッタ、オペラに出演し「新人ベスト3」に選出され、第22回ジローオペラ新人賞を受賞。特にオペレッタ「三人姉妹の家―シューベルト青春」では初演よりシューベルト役を演じ、文部科学省芸術鑑賞としての全国公演は170回以上にのぼった。
その豊富な経験を生かして、現在は母校、都立総合芸術高等学校講師等、次世代を担う若手声楽家の指導にあたっている。
また、世田谷区民合唱団の音楽監督として合唱の指導にも力を注いでいる。

スクール理念

芸術の力で日々の生活を豊かにし、素敵な今と未来を創造します。

スクールの歴史

1969年 声楽家 坂本博士が、東京都公認「サカモト・ミュージック・スクール」を創立。等々力本校を開校。初代校長に就任。 1970年 日本のミュージカル・プレイ連作<みちのくがたり>
第2作「鹿吠えは谷にこだまする」を制作・発表 文化庁芸術祭優秀賞受賞
1973年 日本のミュージカル・プレイ連作<みちのくがたり> 第3作「海から黒い蝶がくる」を制作・発表 1973年 サカモト・ファミリー・ミュージカル第1作「小鳥になったライオン」を制作・初演(脚本/山崎陽子、作曲/坂本博士、演出/星野隆英、振付/渡部伊曽子)(西部劇場オープン記念提携公演) 1975年 サカモト・ファミリー・ミュージカル第2作「らくだい天使ペンキィ」制作・初演(脚本/山崎陽子・坂上道之助、作曲/坂本博士)(読売ホール) 文化庁芸術祭優秀賞受賞 1977年 サカモト・ファミリー・ミュージカル第3作「パパの子守歌」制作・初演(脚本/山崎陽子、作曲/坂本博士、演出/中村哮夫、振付/坂上道之助)(虎ノ門ホール) 1977年 九州芸術祭公演、創作オペラ「炎・この美しきもの」を制作・初演 1980年 「サカモト・ミュージック・スクール鷺沼校」開校 1981年 サカモト・ファミリー・ミュージカル第4作「ロン・ひとりぼっちのおおかみ」を制作・初演(脚本/山崎陽子、作曲/坂本博士、演出/中村哮夫、振付/坂上道之助・浅見捷二)(虎ノ門ホール) 1998年 サカモト・ミュージック・スクール鷺沼校をリニューアル拡張し、「ファミリースタジオ」第1および第2を増設 2019年 スクール創立50周年
サカモト・ミュージック・スクール等々力本校をリニューアルオープンし、最新の設備を導入。
2022年 初代校長坂本博士が死去。 坂本秀明、二代目校長に就任。

サカモト・ファミリー・ミュージカル4作品の合計公演回数は450回を超える実績があります。


故 坂本博士
スクール創業者 故 坂本博士
東京藝術大学声楽科を卒業後、藤原歌劇団で「カルメン」「椿姫」など数々の名作オペラの主演を務めました。
 自身の舞台経験を活かし、1969年、音楽を楽しみたい方々のために「サカモト・ミュージック・スクール」を創業。こころのふれあうレッスンを目指し、情操教育に力を入れました。創作オペラ、ミュージカルを発表し、文化庁芸術祭優秀賞及び奨励賞を受賞するなど、日本の芸術界に貢献しました。